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皆さんこんにちは!
奏和工業、更新担当の中西です。
さて今回は
養生は“周囲と未来への約束”。足場の安全・剛性に加え、音・粉じん・臭気・水・視界の扱いで現場の評価は決まります。仮設=一時的だからこそ、ゼロ越境(敷地外へ負荷を出さない)を設計・運用・監視の三層で実現する必要があります。本稿では、防音・防塵・塗料飛散・汚水・景観・心理的安全を、物理×運用×KPIで“科学的に”捉え直します。
1|防音:音源→伝搬→受音の三層対策
音源:締結は“衝撃最小の順序”(仮締め→本締め)。ハンマーは低反発保護を装着、静音コンプレッサ・ゴムハンマーを併用。発生音dBを朝礼で共有し、**“良い音”**を基準化。
伝搬:防音パネルは“面連続”が命。僅かな隙間でも効果が大きく低下するため、3mm以下を基準値に。反射・回折を意識して角部は2重化。
受音:学校・病院・在宅勤務エリアは、時間帯制御(10〜12時/14〜16時に騒音作業を集中)+事前周知。閾値超過時は即静音タスクへ切替する運用を標準化。⏱️
2|防塵・飛散防止:粒径別に“源”を抑える
粒径:PM10/2.5で対策を分ける。研磨・ケレンは局所集塵+活性炭フィルタ、高所ミストで落下前に捕集。乾燥時は散水ノズル角度を風向に合わせて微調整。
メッシュ:通気と捕集のバランス。海沿い・ビル風帯はメッシュ率を下げ、控え密度UP+風抜きスリットで“帆化”を抑制。区画ごとに可変設定し、一律全面張りの固定観念を捨てる。️
材料管理:粉体・シンナーは二次容器+受け皿、搬送はフタ付で飛散ルートを断つ。
3|塗料飛散・臭気:ゼロ越境の手順
風速:5m/s超で吹付は原則延期。面→点の順に塗り、風下面から着手。臭気の強い材料日は風下の生活エリアへ配慮し、作業半径を短縮。
回収:受け皿勾配で回収→沈殿→中和→放流。pH・SSは簡易測定でログ化、日次掲示。
4|汚水・泥濘:水の“道”をつくる
仮排水路・U字溝・土のうで水路を先につくる。泥落とし養生を足場下に敷設し、道路は水切りで越境ゼロ。雨後は砕石敷増しで動線を確保。
5|景観・心理的安全:視界の設計
色:メッシュは中間色(グレー・グリーン)で圧迫感を下げる。
掲示:工程・緊急連絡・苦情窓口・環境値を“やさしい言葉”で掲示。見える努力が不安を減らす。
防犯:夜間は侵入防止(梯子外し・鍵付きゲート・照明)の徹底。
6|KPIと監視:測る→見せる→直す
粉じん(PM2.5/10)・騒音LAeq・振動を簡易計で常時ロギング。閾値は現場毎に設定し、超過時は自動で作業切替アラート。
掲示:門前とWebに日次グラフを掲示。**“やっている”**を可視化し、苦情前の不安を未然に解消。
是正:**48h以内100%**をKPIに。是正スロットを工程に内蔵。
7|ケース:商店街隣接・RC5F改修
防音パネル+メッシュ可変+上層ミスト、迷惑時間帯カレンダー、朝夕清掃見える化で苦情ゼロ/工程遵守98%。
まとめ:養生は“コスト”ではなく“信頼投資”。物理×運用×KPIでゼロ越境を実現し、街に愛される現場をつくる。
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